「桜田門外の変には続きがあった。江戸の続きは大阪・四天王寺にあり。」のつづきです。
四天王寺の場所は「天王寺駅」で下車して12分ほど北上するか、地下鉄谷町線「四天王寺前夕陽ヶ丘駅」で降り、5分ほど歩くと着きます。
今回は四天王寺内のを歩いてみました。
四天王寺内を歩く
四天王寺内を歩いて髙橋多一郎・髙橋荘左衛門のお墓まで向かいます。
重要文化財である大きな鳥居から入ってみました。鳥居の場所は四天王寺の南西にあたります。寺なのに鳥居があります。神仏分離令の名残なのでしょうね。
鳥居を潜ったすぐ右側に「聖徳太子影向引導の鐘」と金色に輝く聖徳太子像があります。
四天王寺は聖徳太子が創建したお寺の一つ。飛鳥時代です。
幕末とは関係ありませんが、思わず写真に撮ってしまいました。上の鳥居の写真にも、右側にちょこっと見えています。
金色に輝く聖徳太子像
鳥居を潜りそのまま歩いていくと、西門辺りにポストがあります。そこに「贈正四位髙橋多一郎・贈従四位髙橋荘左衛門原瘞処」碑があります。
お墓は四天王寺奥の「元三大師堂」内にあります。
石の鳥居、西大門をくぐり、まっすぐ東に進みます。すると真正面に金堂と五重塔が見えます。
四天王寺内マップ。今回のルートははピンクで表示しています。
四天王寺は庭園や宝物館等、見所は沢山ありますが、幕末散歩ということで今回は行きませんでした。
現在の五重塔は8代目だそうです。室戸台風で倒れたりと建て直しが続きました。
五重塔の左にある金堂。仁王門、五重塔、金堂、講堂と一直線に並んでいるのが四天王寺の特徴。
五重塔や金堂は16:30(10月~3月は16:00)に閉館されるので注意が必要です。僕が行ったときも閉館寸前だったので、写真だけ撮らせてもらいました。
金堂を左折すると、北鐘堂、石舞台(重要文化財)、六時堂(重要文化財)があります。やはり四天王寺は色々あって盛りだくさんですね。今日の主旨を忘れそうです。
北鐘堂。鐘の音が極楽まで届くと言われているそうです。
重要文化財の石舞台。舞楽が行われることもあるそうです。
石舞台正面から見た六時堂。これも重要文化財。
六時堂でお参りをし、北西にある中門の方に向かいました。(中門をでると地下鉄・四天王寺前夕陽ケ丘駅に着きます。)英霊堂、大黒堂と越えた辺りに元三大師堂(重要文化財)があります。
到着しました。元三大師堂(重要文化財)付近に高橋多一郎・荘左衛門のお墓があります。
最後に
四天王寺内、元三大師堂(重要文化財)前、大黒堂西に高橋多一郎・荘左衛門のお墓がありました。
ここまではメモって行ったのですが、お墓がたくさんありすぎて迷ってしまいそう。
「まずは、大きめのお墓から探してみよう」と、すぐ目に留まったお墓が、なんと高橋多一郎のお墓だったのです。
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