- 地図①~③「JR彦根駅から彦根城外堀、井伊直弼の埋木舎まで歩く」
- 地図④~⑤「彦根城に入り、内堀周辺を歩く」のつづきです。
前回は表門や内堀まで歩きました。
今回は彦根城周辺にある家老屋敷跡(脇家、西郷、木俣)を3箇所紹介します。家老だけに大きな屋敷です。
家老脇家屋敷跡
表門を戻り、内堀沿いを西に向かってみました。道も内堀と同じく半円にカーブしています(上の地図の左側)。
そこに3箇所家老の屋敷があったので紹介します。(家老の屋敷は上の地図には表示していません。すみません。)
家老屋敷①家老脇家屋敷跡。井伊家の家老・脇家の屋敷です。
かなり損傷していますが、なめこ壁の屋敷です。暗くてわかりにくいですが、入口の所になぜか郵便受けがあります。人が住んでいるのでしょうか?
現存している脇家の屋敷跡は、入口の門だけのようで、その奥に大きな屋敷があったそうです。
それが今はもうないので、小さな屋敷に見えてしまいます。
家老西郷屋敷跡
そのまま内堀沿いを歩いていくと、もう一つ家老の屋敷がありました。場所は京橋口付近にある長屋門で、家老西郷屋敷跡です。3,500石の家老屋敷でした。
当時のまま現存している貴重な屋敷です。彦根市の指定文化財。
この屋敷はかなり大きいのがわかります。
家老西郷屋敷跡あたりから丁度上り坂になっており、そこから彦根城を見ることができます。
写真左上に彦根城天守閣が見えているのがわかりますか。
家老木俣屋敷跡
最後に内堀沿いを戻り表門まで帰ってきました。ここにも家老屋敷があります。③家老木俣屋敷跡です。
徳川家康家臣の木俣守勝が使っていた屋敷だそうです。内部非公開なのが残念。
最後に
現存する家老屋敷跡3箇所(脇家、西郷家、木俣家)を見てきました。
残念ながら家老屋敷に関する情報があまり無いため写真を撮ったぐらいで終わりました。説明文がほしかったですね。
最後に、今回の目的でもある⑥井伊直弼像に向かいます。(つづく)