- 地図①~③「JR彦根駅から彦根城外堀、井伊直弼の埋木舎まで歩く」
- 地図④~⑤「彦根城に入り、内堀周辺を歩く」「彦根城周辺の家老屋敷跡(脇家、西郷、木俣)を歩く」のつづきです。
次に⑥「井伊大老銅像」を見に行くことにしました。
井伊大老銅像
⑥井伊直弼像は④佐和口多聞櫓から北東の方に進むと芝生があり、その広場にありました。
井伊直弼像、拡大。
井伊大老銅像
井伊直弼像の横に、歌碑があります。
「一身に責負ひまして、立ちましし、大老ありてこそ、開港はなりぬ」。
これは井伊直弼の孫の妻である井伊文子さんが書いた歌碑です。
大河ドラマ「花の生涯」石碑
そしてもう一つ、井伊大老像の近くに、もう一つ石碑があります。それは「花の生涯」という石碑です。
1963年にNHK大河ドラマで井伊直弼の「花の生涯」というドラマがあったそうです。それを記念しての碑でした。
彼が主人公となると、だいたいストーリーは想像はできますが、一度見てみたいドラマではあります。NHKさん、再放送してくれないかな?
最後に
開国、そして安政の大獄。この二つの事を井伊直弼がなしたことが原因となり、幕末、明治維新に進んだことは間違いないでしょう。
開国はしたものの、不平等条約を締結したこと、勅許を無視したことが尊皇攘夷派のイデオロギーになりましたね。
そういう意味では井伊直弼は無くしては、幕末は語れないでしょう。彼の育った彦根を訪ねることができて良かったです。