呉服町周辺(黄緑線)を後にし、歩いて明倫館跡に向かいました。古地図から見てもわかるように、明倫館は結構近いです。
現在は、明倫館跡に萩市立明倫小学校が建っています。登録有形文化財。
明倫館は全国規模の藩校でした。吉田松陰が19歳で師範(兵学教授)となっています。
今回は明倫館跡の萩市立明倫小学校を歩いてみたいと思います。
明倫館跡・萩市立明倫小学校
明倫館跡である萩市立明倫小学校前に来ました。
萩市立明倫小学校の門の右側に「明倫館址」碑があります。
萩市立明倫小学校は木造で赤い瓦でつくられています。昔のまま、堂々としていて風情があります。
建物内にあるという松陰先生像は見ることはできませんでした。
木造校舎の手前右下に「明倫館碑」とあります。
亀の上に石碑が乗っているのがわかりますか?碑は合計2つありました。
剣術場「有備館」
萩市立明倫小学校内を歩くと有備館がありました。
有備館とは、文久二年(1862年)、坂本龍馬も練習したと伝えられている剣術場です。
有備館を見ることができただけでも大満足。
「舊(旧)藩明倫古館建物」。
有備館中央から。「他国修行者引請場」と書いてあります。幕末好きはワクワクすることでしょう。
最後に
明倫小学校は門が開放されていたので、校内にある有備館を見ることができました。
日本最古のプールと言われている水練池は、小学校の奥の方にあったので、さすがに勝手に入っていくのは遠慮しておきました。
今のご時世、自由に小学校は入ることすらできないですからね。少しだけでも入れただけでも満足です。
こんな小学校で勉強がしたかったものです。
しかし、長州萩ってすごいなぁ!何でも現存していますね。