今回は③十七烈士の墓を後にし、せっかくなので④天王山頂上に向かいます。
天王山山頂に向かう
③十七烈士の墓を後にし、目指すは④天王山頂上です。幕末とは関係ありませんが、ここまできたらぜひとも山頂まで登りたいものです。
山頂までいくには酒解神社を通らなければなりません。
酒解神社の正式名は「自玉手祭来酒解神社(たまでよりまつりきたるさかとけじんじゃ)」というそうです。相当歴史があるらしく神輿庫は重要文化財に指定されています。
しかし、この神社、人が誰もいないので、すぐに通り過ぎたいような雰囲気があります。
自玉手祭来酒解神社の間を通り、山頂まで向かいます。
②展望台から④山頂まではそれほど距離はありません。歩く速度もあがり、あっという間に④天王山山頂に到着です。
山頂には木は無く広場のようになっています。一瞬「えっ、何もないの?」って思ってしまいますが、ポツリとありました。
天王の頂上を示すプレートに「天王山山頂 270.4メートル」と書かれていました。これを見て、達成感が出てきましたよ。
ここでおにぎりやお弁当を食べている人達が多いんで、僕も買って持って来れば良かったと思いました。
余談ですが、頂上のプレートでブログ用の写真を撮っていると、「写真を撮って欲しい」というおっちゃん2人組に話しかけられ、写真を撮ってあげました。
どうやら朝一で、「青春18切符」を使って姫路から来られたそうです。2人で色々な山々を登っているようでした。
僕は「十七烈士の墓」を見るために、天王山を登って来たって言ったら、「あ~、さっきあった所か」って全然興味が無いようでした。なので僕がその説明をしましたが、おっちゃん達、多分わかってないと思います(苦笑)。
その後、「おにぎりあげようか?」っておっちゃんに言われましたが、流石にそれは遠慮しました(笑)
まぁ、こんな風に登山では急に話し掛けられることがあります。登山していると仲間意識がわくようです。僕が一人で登っていたのもあり、話かけやすかったのでしょうね。
大山崎山荘美術館ルートから下山
下りは、勢いがでるので注意してください。宝積寺の方には行かず、大山崎山荘美術館の方から下山しました。
丁度、大山崎山荘美術館の裏側あたりに出ます。
大山崎山荘美術館に行くには、このトンネルを越えます。
大山崎山荘美術館の正面から。いい感じの美術館でしょう。
この美術館の2階がオープンテラスになっており、そこで三川合流や男山を見ながら紅茶やビールが飲めるカフェになっています。帰りの休憩にオススメです。
今回の更新は、幕末とは関係なかったですね。失礼しました。
天王山は気軽に登れる山なんで(僕でも登れたので)、登山がてら「十七烈士の墓」を見に行ってみてはいかがでしょうか。
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