①菊屋家住宅からスタートし、②田中義一誕生地、③高杉晋作誕生地、⑥青木周弼旧宅などが密集するこの地を順に歩いてきました。
そして最後に江戸屋横丁にある⑦「木戸孝允(桂小五郎)誕生地」を訪れます。
木戸孝允(桂小五郎)誕生地・旧宅
上の古地図黄緑色の線が「菊屋横丁」で青色の線が「江戸屋横丁」になります。
この江戸屋横丁に木戸孝允(桂小五郎)誕生地があります。
木戸孝允旧宅は桂小五郎の実父・長州藩医和田昌景の家です(上の古地図にも和田とあります)。
8歳に小五郎は桂家の養子になりましたが、養父母がすぐに亡くなったため、実家で成長したそうです。
桂小五郎は、江戸に出るまでの20年間をこの家で過ごしています。
入口にある木戸孝允誕生地碑。
藩医(長州藩の医者)だけあって家屋が広いですね。入口も複数あり、入ってみると結構広いです。
中には小さい桂小五郎像や桂家と和田家を家系図で説明されていました。
桂小五郎像があります。
部屋に、7~8歳頃小五郎が書いた書道「今日」が掛けられており、右側に「以ての外よろし」と朱書きで褒められています。
また、11歳の書道には朱書きで「天晴見事見事(あっぱれみごとみごと)」と最上級で褒められています。
縁側があり、そこから見える松がとても印象的でした。ずっと座っていたいような落ち着きがありましたよ。
庭に松の木がある。
最後に
萩の菊屋横丁や江戸屋横丁が並ぶ呉服町周辺を歩いてきました。
ここは城下町に相応しく、萩城外堀のすぐ近くにあります。「この周辺で生活していた武士たちは、本当に身分が高かったんだな」と感じさせてくれる風格のある家々でした。
また、この地殻に長州藩の藩校である明倫館もあります。次は、歩いて明倫館に行ってみます。