松下村塾発祥の地「玉木文之進旧宅」を歩く

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長州藩萩・松陰神社周辺マップ

⑥伊藤博文旧宅・⑧伊藤博文別宅を後にし、元の道⑤の道まで戻り、右折し、松陰神社と反対の方向にくねくね道を行くと⑧玉木文之進旧宅があります。

今回は「玉木文之進旧宅」を歩いてみました。別名「松下村塾発祥の地」を訪れます。幕末好きは必見の地です。

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玉木文之進旧宅(松下村塾発祥之所)

玉木文之進旧宅

玉木文之進旧宅は木造で壁も木が見えています。屋根は一部瓦ですが、藁(わら)の部分もあることで、当時の面影を十分に感じられます。

玉木文之進は吉田松陰の父・杉百合之助の弟です。玉木文之進が、吉田松陰や近くの子ども達を集めて塾を開き、「松下村塾」と名づけました

私は司馬遼太郎の小説「世に棲む日日」を読んだ直後にこの場所に来たこともあり、この地を見たときは結構感動しました。

「世に棲む日日」は玉木文之進と吉田松陰の話からスタートします。松蔭先生をつくったのは玉木文之進と言っても過言ではないでしょう。

吉田松陰を知りたければ、まず玉木文之進のことを知る必要があります

 

玉木文之進旧宅

松陰先生が松下村塾を引き継いだので、玉木文之進の家が初代・松下村塾ということになります。

入口には「松下村塾発祥之所」 という石碑もあります。

 

玉木文之進旧宅にある「松下村塾発祥之所」碑

「松下村塾発祥之所」碑が右側に立っています。

 

玉木文之進旧宅碑

そして「玉木文之進舊宅(旧宅)」碑が左側に立っています。

 

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最後に

長州藩萩・松陰神社周辺マップ

玉木文之進が地元の子供たちを集めて松下村塾をスタートさせたことからもわかるように、⑧玉木文之進旧宅と後の吉田松陰が始める②松下村塾、そして後に参加する⑥⑦伊藤博文、⑤吉田稔麿(稔丸)らの家が近いことがよくわかりました。

この周辺を見てまわると、松下村塾の歴史の流れを、今でも再認識することができます。