- 「鞆の浦到着。「坂本龍馬宿泊所跡」と頼山陽「対仙酔楼」を見る」
- 「龍馬観音から福山市営渡船のりば、禅福寺・対潮楼周辺を歩く」
- 「鞆の津の商家」、「いろは丸事件談判跡」、「御舟宿いろは」周辺を歩く」
- 「鞆の浦歴史民俗資料館」を見学。江戸時代古地図から今の景色を比較する」の続きです。
地図では①龍馬宿泊所跡、②対仙酔楼、③龍馬観音、④対潮楼・福禅寺、⑤鞆の津商家、⑥いろは丸事件談判跡、⑦鞆の浦歴史民俗資料館、⑧太田家住宅を歩いてきました。
今回は⑨いろは丸展示館になります。
「いろは丸展示館」周辺
いろは丸展示館は、当時の土蔵を使って展示館にしています。国の登録有形文化財です。
この場所は辺り一面が海になっており、人がいなければ落ち着ける場所ですね。常夜灯が灯台の役目をしているのでしょう、ここらが陸の先端であることを表しています。
写真は縦にして人が写らないように撮影。どうしても人が入るんで全体の撮影ができませんでした。本当に人気の観光スポットです。
⑨いろは丸展示館。左に海援隊の旗があります。
向かいが海。この風景はイイ。ずっと見ていたい風景です。
「いろは丸展示館」の看板。向かいの海と山がうつっています。
「いろは丸展示館」の横にカフェがありました。それも人がたくさん集まる要因なのでしょうね。
鞆の浦はお店が少ないんで、自ずとここで休憩するのでしょう。この日は特に暑かったので、アイスを食べたりしていました。
「いろは丸展示館」横のカフェ。
そのカフェに飾られていた「福山”龍馬”雅治」鞆の浦は福山にあるので、福山雅治とかけて、福山龍馬が色々な場所で見られました。
いろは丸展示館を見学
帰宅時間もあるので、早速いろは丸展示館に入ってみます。まず入口に当時の鞆の浦の写真がありまして、これがいい!現在との比較が非常に面白かったです。
地図①〜③(龍馬宿泊所跡、対仙酔楼、龍馬観音)辺りの幕末当時の写真が残っていますよ。
しかし、ここをほとんどの人が素通り。折角入館しているのにもったいないなあ。館内は写真撮影がOKなので、幾つか紹介します。
入ってすぐに坂本龍馬像がお出迎え
福山雅治の龍馬像をデッサン。ほか複数あり。
この方は龍馬が宿泊していた桝屋清右衛門本人の写真です(①龍馬宿泊所跡を参照)。
写真があるとぐっと引きつけられますね。右はお墓で、鞆町の法宜寺にあるそうです。
「和英通韻以呂波便覧・土佐海援隊版」これは欲しい。内容もなかなか面白いです。
1階はいろは丸が沈没した現場をジオラマで再現しています。
2階に上がると「①龍馬宿泊所跡」桝屋清右衛門宅2階の隠し部屋が再現されていました。真ん中に龍馬がで〜んと座っていて何やら本を開いています。
万国公法でしょうか。うす暗いので何度撮ってもピントがあいません。
で、お目当てだった過去の七卿落ち特別展の図録もゲットしましたよ。どうやら1998年に行われた特別展で「幕末ー三条実美と七卿落・坂本龍馬・民衆の激動ー」というものでした。
こういう特別展、訪ねた時に偶然出会うと最高でしょうね。この図録を購入できたので、僕の七卿落めぐりにも役立つことでしょう。(いつになるかは不明。)
(過去の情報なので、少し変更されていることがあります。ご了承ください)
関連:[土佐藩]幕末の史跡一覧に戻る