待ちに待ってた鹿児島幕末旅行に行ってきました。
以前からどうしても鹿児島県(薩摩)に行きたいと思っていたものの、どうしても遠いので後回しになっていましたが、飛行機使い行って来ました。
- 2泊3日どのように行動したのか?
- どの史跡・銅像・ゆかりの地を見に行ったのか?
- ランチとディナー(晩ごはん)はどこで何を食べたのか?
以上についてを時系列でまとめてみました。
1日目
大阪から鹿児島には飛行機で一っ飛び。飛行機に乗り、ドリンクサービスが終わるや否や、着陸の準備といういうアナウンス。
30分すぎで着陸準備に入るんですね。「はっ、早っ!」約1時間で鹿児島空港に到着しました。
でも、ここからが遠いんです。
鹿児島市内には約50分ぐらいバスに揺られなければなりません。鹿児島空港って、鹿児島とは名ばかりで、ホントは他県の空港じゃなないのってぐらいに遠いこと遠いこと。
やっとこさ鹿児島中央駅に到着しました。
この2泊3日の旅行で、路面電車&周遊バスを利用する私にとって、一番遠い場所と言えば、仙厳園です。
ここは電車だけでは行けません。バスも両立しないと行けないので、行ける時に行っておかないと。
というわけで、昼前の到着ながら、早速、お昼タイムとなりました。そして今日のうちに仙厳園に行く計画に。
鹿児島と言えば、なんと言っても“黒豚“でしょう。さっそくピックアップしていたお店、第1弾「あぢもり」に直行です。
鹿児島中央駅に荷物をコインロッカーに預け、駅前にある「若き薩摩の群像」を横目に見ながらも、早々と路面電車に乗り込みました。
鹿児島の路面電車。色々な形の電車があり見ていて楽しいです。駅周辺に芝があり緑がキレイですね。
もちろん一日乗車券「カゴシマシティビュー1日乗車券」を購入。これで市電と周遊バス(カゴシマシティビュー)両方乗れます。
黒豚料理あぢもり「黒豚ロースかつランチセット」
「鹿児島中央駅前」電停で市電に乗車し、「天文館通」電停で下車。
「天文館通」から南に5分ほどいったところに「黒豚料理あぢもり」がありました。詳しくは下の記事にまとめました。
関連:黒豚料理あぢもり「黒豚ロースかつランチセット」を食べる
お昼ごはんを食べ終え、いざっ”仙厳園”へ!!
仙巌園
仙厳園には、路面電車だけでは行くことができません。天文館通駅から朝日通駅まで路面電車で行き、西に5分ほど歩くと、周遊バスの停留所に着きました。
カゴシマシティビューで「仙巌園前」まで。
鹿児島駅から離れていますが「仙巌園」だけは絶対行ってください。それだけおすすめの場所です。
尚古集成館
次は仙巌園すぐとなりにある「尚古集成館」に行きました。
尚古集成館は薩摩藩主・島津斉彬の、集成館事業(近代洋式工場)計画の一つ。今は博物館になっています。
関連:尚古集成館を歩く
石橋記念公園
夕方になってきたので初日最後の場所「石橋記念公園」に向かいました。カゴシマシティビューで「石橋記念公園前」バス停で下車します。
薩摩藩と言えば石で造られた橋が有名で、その石橋がたくさん展示されています。大河ドラマのロケにも使われました。
夕食は「鹿児島ラーメン豚とろ」
帰りのバスで「天文館通」で下車、少し歩くと鹿児島ラーメン「豚とろ」があります。
ここで豚とろラーメンと餃子を食べました。
関連:行列ができるお店!鹿児島ラーメン豚とろで「豚とろラーメン」を食す
鹿児島幕末旅行1日目はこれで終わりです。
城山観光ホテルにチェックインし、温泉に入り、ゆったり静養。明日に備えます。
2日目
朝食はバイキング。和洋両方ありますが、城山観光ホテルは和食がおすすめ。
鹿児島で取れた新鮮な魚、薩摩芋、薩摩あげ等、鹿児島物産を食することができます。
2日目は一番時間があるので、一番回りたかった薩摩藩の志士たちの銅像や史跡をめぐりました。
まずは加治屋町周辺から。加治屋町電停で下車しました。
「元帥公爵大山巌誕生之地」碑
西郷隆盛・従道の従弟(いとこ)の大山巌が生まれ育った場所からスタートです。詳細は下の記事を見て下さい。
「西郷隆盛誕生地」と「西郷従道誕生地」碑
次に西郷隆盛と従道が生まれ育った地を巡りました。
「維新ふるさと館」
次に幕末の薩摩藩について学べる「維新ふるさと館」を見学しています。
ランチ「黒かつ亭」
ここでお昼ごはんの時間になりました。前日と同様とんかつを食べに行きます。
鹿児島中央駅から徒歩で行ける「黒かつ亭」です。薩摩黒豚が食べられますよ。
銅像「若き薩摩の群像」
黒かつ亭でランチした後、そのまま鹿児島中央駅前にある「若き薩摩の群像」という銅像を見に行きました。
幕末にかけて海外に留学した19名の薩摩藩士の銅像です(うち2名は薩摩藩以外)。
「海軍大将大勲位伯爵 樺山資紀邸趾(跡)」碑
鹿児島中央駅前から一駅乗り「高見橋」電停で下車すると、目の前に樺山資紀(かばやますけのり)邸跡があります。
彼の兄は寺田屋事件で亡くなった橋口伝蔵です。樺山資紀はその後、陸軍後、海軍、そして大臣などを歴任しました。
関連:「海軍大将大勲位伯爵 樺山資紀邸趾(跡)」を歩く
大久保利通像
樺山資紀邸跡を見た跡、路面電車沿いに甲突川を渡るとすぐに「大久保利通像」があります。
フロックをなびかせたかっこいい銅像です。鹿児島中央駅前にある「若き薩摩の群像」と同じ中村晋也氏の作品です。
関連:大久保利通像を歩く
「大久保利通君誕生之地(生い立ちの地)」と「牧野伸顕誕生之地」碑
大久保利通像を見た後は、そのまま彼が育った地を歩いてみました。
関連:「大久保利通君誕生之地(生い立ちの地)」と「牧野伸顕誕生之地」碑を歩く
ここまでは加治屋町周辺を回ってみました。加治屋町周辺の銅像や史跡はどれも近くにあるので、好きな行き方で行ってみて下さい。
小松帯刀像
加治屋町を後にし、市電で「朝日通」電停まで行きました。
西に歩くと小松帯刀像があります。
関連:小松帯刀像を歩く
西郷隆盛像
小松帯刀像の目の前には西郷隆盛像があります。
初日に仙巌園に行く時にちらっと見たのですが。2日目にゆっくりと見ることができました。
照国神社(島津斉彬像・島津久光像・島津忠義像・戊辰戦争顕彰碑)
照国神社は島津斉彬が御祭神の神社です。神社内には島津斉彬像・島津久光像・島津忠義像・戊辰戦争顕彰碑があります。
場所について詳しくは下の記事を読んでいて下さい。
関連:照国神社の島津斉彬像・久光像・忠義像・戊辰戦争顕彰碑を歩く
史跡・鶴丸城(鹿児島城)跡
2日目最後の訪問地は史跡「鶴丸城」です。照国神社からは歩いてでも行けます。
「魚将さかなちゃん」で晩ごはん
2日目夜のご飯は鹿児島の新鮮な魚が食べられる「魚将さかなちゃん」に行ってきました。
いかなごの刺し身やおすすめの魚をいただきました。
城山観光ホテルに戻り、温泉に入り、部屋で飲みなおしました。
部屋でゆったりと飲むのもいいですね。酒の肴はもちろん「さつまあげ」で。ここにも薩摩の家紋が!人参が入ったさつま揚げも美味しかったですよ。
徳永屋の島津揚げ。上品である。
3日目
3日目、ついに帰宅する日がやってきました。3日間お世話になった「城山観光ホテル」をチェックアウトします。
本当にいいホテルでした。「さようなら、城山観光ホテル」。
桜島
今日は折角、鹿児島に来たので桜島を見に行くことにしました。幕末とは関係ありませんが、鹿児島と言えば桜島でしょう。行っとかないと!
路面電車で市役所前電停か水族館口電停から東の海のほうに歩いて10分ぐらい歩くか、バス「カゴシマシティビュー」でドルフィンポートで降りるとすぐです。
バスのほうが楽ですよ。
桜島はフェリーに乗り向かいます。かなりハイテンションになりました。
上陸し少し散歩するだけでしたが、行ってよかったです。詳しくは下の記事をどうぞ。
関連:フェリーに乗り桜島を歩く
「うなぎの末よし」でランチ
3日目のランチは天文館すぐにある「うなぎの末よし」でうな重・うな丼を食べました。
備長炭炭火焼き使用で、とても香ばしいですよ。
最後に
これで2泊3日の鹿児島幕末旅行は終了です。今回も時間の関係で、見れなかった場所が多々ありました。
でも、また来たいと思わせてくれる場所だったので、次回、また必ず訪れたいと思います。
この旅行が切っ掛けで私自身、西郷どんの本をたくさん読みまして、彼に非常に興味を持ちました。
そして、彼を尊敬している人がたくさんいるのも納得しましたし、私自身も再認識したいと思うので、ぜひとも次回は南洲神社や墓地、西南戦争辺りを旅してみたいと思います。
村田新八も気になりますねぇ。挙げだしたらきりがありません。また、来ますってことで、それでは。
最後まで読んでいただきありがとうございました。関連から詳細記事も時間がある時に読んでみて下さいね。